世界のオルガン・プレーヤーから強い支持を獲得しているVK-8の仕様がさらに強化
バーチャル・トーンホイール音源の搭載により、世界のオルガン・プレイヤーから強い支持をいただいているコンボ・オルガンVK-8の仕様がさらに強化されました。
まず、COSMアンプのタイプに、VK-88/8Mで好評の“TYPE Ⅳ”を新たに搭載。クリーンなサウンドから激しいオーバードライブまで、音色の変化幅が大きい、新しいタイプのローランド・オリジナル・アンプです。また、オーバードライブのかかり具合を変えても音量変化がないため、演奏時のレベル設定も容易です。
さらに、ロータリー・スピーカーのモデリング・クオリティをVK-88相当にアップ。よりリアルな回転感を持ったサウンドに進化しました。
さらに磨きをかけたトーンホイール・オルガン・サウンド
VK-8は、実物のトーンホイール・オルガンの発音機構をデジタルで忠実に再現することで、オルガン独特の厚みや深みのあるサウンドを生み出すバーチャル・トーンホイール音源を搭載。演奏時のレスポンスに優れ、指先の動きをオルガン・サウンドに忠実に反映させることができます。
もちろん、アッパー、ロワー、ペダルの各パートは、実物のトーンホイールと同様全鍵完全ポリフォニックを実現。音切れのない理想的なオルガン・プレイが可能です。
また、VK-8ではVK-77にも搭載されている3種類のトーンホイール・タイプを搭載。トーンホイール・タイプの切り換えで、'60年代、'70年代、リーケージ・ノイズを含まないクリーンなオルガン・サウンドの再現ができます。
オルガン特有のノイズもリアルに再現
VK-8は、ホイールから漏れた信号によるトーンホイール特有のリーケージ・ノイズや、鍵盤操作で発生するキー・クリック・ノイズなどもオルガン・サウンドを構成する重要な要素としてとらえ、さらに磨きをかけました。音の印象を大きく左右するこれらのノイズは、細かい音量の調整が行え、オルガンならではの微妙なニュアンスまで表現することができます。
こだわりのロータリー・サウンド
オルガン・サウンドは、オルガン本体の発音機構や構造だけでなく、独特の音のうねりや回転感、アンプ部の歪みを生み出すロータリー・スピーカーもキャラクターを決定づける重要な要素です。VK-8は、ローランド独自のモデリング技術COSMを取り入れることで、ロータリー・サウンドにも徹底的に磨きをかけています。
アンプ・サウンドにもこだわり、COSMによるアルゴリズムを搭載。3種類のアンプ・タイプでは、ジャズやロックで多用されるオルガンの定番アンプをモデリング。各アンプ固有の真空管の特性や箱鳴り感、スピーカーの音響特性を忠実に再現しています。さらに、トーンつまみを装備しているので、即座に好みのサウンドに調整できます。
また、オーバードライブにもさらに改良を加え、真空管アンプの歪みもリアルに再現。ナチュラルなドライブ感から、低域のドライブ・ブーストによる強烈な歪みまで表現することが可能になりました。さらにエクスプレッション・ペダルによる音量変化にオーバードライブも自然に追従するため、迫真のオーバードライブ・サウンドを表現できます。
オルガンならではの演奏性を追求した鍵盤と操作パネル
VK-8は、オルガン専用に新たに設計したウォーターフォール鍵盤を搭載。押鍵時の発音タイミングや弾き心地まで、伝統的なトーンホイール・オルガンと同様の感覚を実現しています。ダイナミックなグリッサンド奏法では、滑らかで安定した演奏感が得られるうえ、鍵盤の連打性も向上。急激に離鍵したときの2度鳴りなど、オルガン・プレーヤーが多用する独特の奏法にも対応します。
さらに、トーンホイール・タイプなど音づくりに重要なコントローラーをつまみやボタンでパネル上に配置したほか、パネル・レイアウトも伝統的なトーンホイール・オルガンに合わせて一新しました。シンプルでありながらも、オルガン・プレイに最適な高い操作性を実現しています。
VK-8ならではの演奏機能も搭載
VK-8は、伝統的なトーンホイール・オルガンのサウンドを忠実に再現しているだけでなく、VK-8ならではの新たな演奏表現も行えるようになっています。
オルガン演奏のパフォーマンス性を高めるのがDビーム・コントローラーです。ハーモニック・バーを徐々に引き出し、音に厚みを加えていく効果が得られるクレッシェンド、回転スピーカーのスピード切り換え、トーンホイール・ブレーキ、リング・モジュレーターやスプリング・リバーブの衝撃音を再現するスプリング・ショックなど、5種類のコントロールが可能。ボタン操作より素早くコントロールできます。
また、自然な音場感が得られるリバーブや、オルガン・サウンドとの組み合わせを考えて厳選したピアノやストリングスなどのハイ・クオリティーな8音色を搭載したOTHER TONEなどで、オルガン演奏の幅を広げることができます。
新機能アクティブ・エクスプレッション
オルガンの音とOTHER TONEの音量を独立してコントロールできるアクティブ・エクスプレッション機能を新たに搭載。エクスプレッション・ペダルを少し踏み込むとオルガン・サウンドが鳴り、さらに踏み込むとOTHER TONEが加わるといった表現が可能。これにより表現力を高めたり、フォルテ演奏を強調することができます。