V-Synthのすべての機能をラック・タイプに搭載
V-Synth XTは、V-Synthの全機能を搭載した音源モジュール・タイプのシンセサイザーです。サンプリングはもちろん、USB経由でも取り込めるユーザー・サンプルは、波形レベルでの細かいエディットにも対応。さらにエンコードすることによってピッチ/タイム/フォルマントを独立で、かつリアルタイムでコントロールできます。
また、従来のシンセサイザーを超える音づくりを可能にするアナログ・モデリング・オシレーターは、SUPER-SAW、FEEDBACK-OSC、X-MOD-OSCの3種類の新規波形を搭載。新波形の追加により、より重厚なアナログ・シンセ・サウンドから独創的なサウンドづくりまで、音づくりの可能性が大きく広がりました。
オシレーターで生み出された音源波形は、COSMセクションでさらに磨きをかけることが可能です。TVFとしての使用はもちろん、V-Synthの斬新なサウンドの源ともなった強烈な効果が得られるサイド・バンド・フィルターや、TBフィルター、アンプ・モデリングなど、COSMプロセッシングで個性的なサウンドを形づくることができます。
また、V-Synthはダイナミックなサウンドの変化をリアルタイムにコントロールできることも大きな特長です。V-Synth XTはラック・タイプのため、フロント・パネルのつまみによる操作だけでなく、MIDIによるリアルタイム・コントロールにもフル対応。ピッチやタイム、フォルマントなどもMIDIキーボード・コントローラーなどから制御できます。
即戦力のパッチを搭載。サウンド・シェイパーで新感覚の音づくりが可能
V-Synth XTは、V-Synth 2.0と同様に、数々の新機能を搭載。斬新なサウンドを自在にハンドリングできる快適な操作性も備えています。
内蔵パッチはユニークかつよりプレイアブルに刷新し、世界中の著名なアーティストのパッチを標準搭載。すぐに使える実戦的なパッチは、いずれもV-Synthならではの優れた基本性能を引き出したものばかりです。
また、即戦力のパッチが数多く内蔵されているだけでなく、それらのサウンドをすぐにエディットし、スピーディにイメージどおりの音がつくり出せることも新V-Synthの大きな魅力です。新機能サウンド・シェイパーによって、新感覚のサウンド・メイクが可能。グループ別に分類されたテンプレートを選択するだけで、そのキーとなる特徴的なパラメーターにダイレクトにアクセス。パラメータの選択に迷うことなく、すぐにサウンドをつくり変えていくことができます。
また、4つのパラメーターを異なる昇降パターンで動かすことができるマルチ・ステップ・モジュレーターで、動きのあるサウンドづくりも強化。さらに、リズム・キット・スクリーンも新設され、各鍵盤に異なるV-Synthサウンドをアサインして弾き分けることが可能。リズム・パートとしての使い方はもちろん、ワンショット/ループ・サウンドを自由にアサインして演奏することも可能です。
VC-1、VC-2をプリ・インストール
V-Synth XTは、LA音源の名機D-50を完全再現するVC-1“D-50 for V-Synth/VariOS”と、新開発ボーカル・モデリング・プロセッサーVC-2 “Vocal Designer”を共にプリ・インストール。V-Synthの持つパワフルなシンセサイザーとしての機能だけでなく、LA音源のモデリングと従来にない斬新なボイス・プロセッシングもすべて手に入れることができます。
※カード版「VC-1」に付属のサウンド・エディターは、V-Synth XTには付属しません。
大型カラー・タッチ・スクリーン・ディスプレイを採用
V-Synth XTは、大型カラー・タッチ・スクリーン・ディスプレイを採用。カラー表示による高い視認性で、パラメーター・セッティングを素早く確認することができます。さらに、タッチ・スクリーンの装備によって、画面に触れることでダイレクトな操作が可能。ひと目でわかる使いやすさとスピーディなオペレーションを可能にしています。
8つのアサイナブル・ノブを搭載
フロント・パネルに8つのアサイナブル・ノブ(E1~E8)を搭載。エディット時やサウンド・シェイパー使用時にも複数パラメーターを素早く設定でき、また外部MIDI機器のコントローラーつまみとしても活用できます。
USBでパソコンとの連携も可能
V-Synth XTは、USB経由でパソコンとのさまざまな連携が可能になります。USB-MIDI接続、オーディオ・ファイルのV-Synth XT←→パソコン間の転送に加えて、USB-Audioによるオーディオのリアルタイム送受信にも対応。
V-Synth XTに入力したサウンドをUSB経由でパソコンに転送したり、パソコンのサウンドをV-Synth XTから出力するなど、オーディオ・インターフェースとしての使用も可能。サウンド・クオリティを損なうことなく高音質でパソコンとV-Synth XTのオーディオ送受信が行えます。
さらに、V-Synth XTのパワフルなCOSMプロセッシングやエフェクターを活用すれば、オーディオ・エフェクターとしても使用可能。高品質なサウンドを入出力するだけでなく、V-Synth XTのサウンド加工能力をDAWアプリケーションなどでも活用できることになります。
可動式のラック・マウント機構を採用
V-Synth XTは、ラック・マウント、デスクトップのどちらでも使いやすいデザインを採用。デスクトップとして使用する場合は、フロント・パネルが傾斜しているため、タッチ・スクリーンやスイッチ、つまみも素早く操作できます。
ラック・マウント・タイプの場合は、どうしてもフロント・パネルの操作やディスプレイの確認が行いづらくなります。このため、V-Synth XTは可動式のマウント機構を採用。ラックにマウントした状態でもフロント・パネルを手前に持ち上げて固定でき、快適に操作できるように設計されています。
使用頻度の高いコネクターをフロント・パネルに配置
V-Synth XTは、ラック・マウントで使用されることも想定し、使用頻度の高いコネクター類をフロント・パネルに配置しています。
外部入力は、ファンタム電源供給も可能なXLR/標準コンボ・タイプを採用。コンデンサー・マイクをダイレクトに接続してサンプリングするほか、内蔵VC-2へのマイク入力にも便利です。また、ハイ・インピーダンス対応でギター/ベースもダイレクトに接続が可能。あらゆる入力ソースに対応します。
さらに、ヘッドホン端子はもちろん、ノート・パソコンとの連携を意識してUSB端子もフロント・パネルに配置。各種メディアに対応するPCカード・スロットも装備しています。