24ビット/96kHzのフル・デジタル・プロセッシングを実現。
M-10DXは、24ビット/96kHzによる高音質のフル・デジタル・プロセッシングに対応。ノイズの発生を抑えた、ハイ・クオリティなミックス環境を実現します。
また、デジタル・プロセッシングでありながら、操作はアナログ・ミキサー感覚で行うことが可能。各チャンネルに3バンドEQやPAN、AUX、Select、Levelなどの操作子を配置したシンプルなレイアウトは、デジタルを意識させないアナログ・ライクで直感的な操作が可能です。
充実した入出力端子を装備。
M-10DXは、多彩な入出力端子を装備。マイクやギター、サウンド・モジュール、レコーディング・システムなど、さまざまな楽器/機器を接続することが可能です。
スタジオの周波数特性を自動補正するルーム・アコースティック・オート・コントロール機能。
M-10DXに装備された、新開発のルーム・アコースティック・オート・コントロールは、ホーム・スタジオなどの周波数特性を自動で補正してくれるインテリジェンス機能。内蔵のセンサーとサウンド・ジェネレーターで、モニター・スピーカーや部屋の周波数特性を測定し、好みの音響特性に補正して出力することが可能です。最適な特性を得ることにより、さまざまな環境で安定したミックス作業が行えます。
視認性に優れたグラフィカルLCDを搭載。
M-10DXは、122×32ドットのバックライト付きグラフィカルLCDディスプレイを装備。視認性に優れた画面で、エフェクトのオペレーションやスペクトラム・アナライザーの確認など、さまざま操作を行うことができます。また、グラフィカルLCDはEQコントロールでも威力を発揮。視覚的なグラフと数値を見ながら、周波数やQの設定を緻密に変更することができます。
高品位なエフェクト・プロセッサ-を内蔵。
M-10DXは、高品位なエフェクト・プロセッサーを内蔵。自由度の高い音づくりをサポートします。
チャンネル1~2には、コンプレッサーやエンハンサーなどのインサーション・エフェクトをかけることが可能。ボーカルやアコースティック楽器の入力時に効果を発揮します。
また、各チャンネルのAUXのセンド・リターンを通じて、リバーブ/エコーをかけることが可能。ライブ・ステージなどでの、小規模なPAミキサーとしても活躍できます。
さらに、マスター・アウトには、マスタリング・エフェクトを加えることも可能。ミックス・ダウンする際の、マスタリング・ツールとして利用できます。
そして、M-10DXは、8つのシーン・メモリーを搭載。エフェクトのセッティングを記録しておくことが可能です。
M-16DX同等の機能をコンパクトなボディに凝縮。
M-10DXは、ルーム・アコースティック機能やグラフィカルLCD、エフェクト・プロセッサーなど、M-16DXとほぼ同等の機能を装備しながらオールイン・ワン・ボディを採用。場所をとらないテーブル・トップ・サイズなので、コンパクトな音楽制作環境を構築したい場合に最適です。
入力は10チャンネルに対応。チャンネル1~2にファンタム付きマイク入力端子を装備し、チャンネル1はHi-Z端子でギター/ベースのダイレクト接続も可能です。
もちろん、24ビット/96kHzに対応したデジタル出力も可能なので、フル・デジタル・プロセッシングを活かした高音質な出力が行えます。
また、ACアダプターと電池駆動の2電源方式に対応しているので、電池駆動により、ステージでのサブ・ミックスなど、機動性を活かすことができます。