ローランド独自の先端技術、スーパーナチュラル・ピアノ音源を搭載。
LX-10Fは、音源部に「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を搭載。アコースティック・ピアノの音色特性を徹底追求した上質なサウンドを体感することが可能です。スーパーナチュラル・ピアノ音源は、ローランド最先端ピアノV-Pianoのテクノロジーと、ローランドピアノ・デジタル・シリーズで培ってきた「88鍵ステレオ・マルチサンプリング音源」を高度に融合させ、ピアノ特有の自然な響きや音色変化を再現した技術。強弱による無段階の音色変化はもちろん、音色が変化しながら消えていく、ループ感のない自然な減衰音など、あくまで自然なピアノ音色にこだわった音源で、表現力豊かなピアノ・サウンドによる演奏を楽しむことができます。
PHA IIIアイボリー・フィール鍵盤による自然な演奏感。
LX-10Fは、最先端のPHA III鍵盤を搭載。演奏者の繊細なタッチの違いも、より忠実に音色へと反映できるようになりました。PHA III鍵盤は、高精細なセンサーを搭載することで高い連打性を誇るとともに、演奏者の微妙なタッチの違いをも忠実に音色に反映させる高い表現力を持った鍵盤です。そして、最上の手触りを実現するアイボリー・フィール鍵盤を採用。白鍵には象牙、黒鍵には黒檀と、それぞれの風合いを再現した鍵盤は手になじみやすく、吸湿性にも優れた素材で心地よい演奏をサポートします。
リアルな荷重変化を実現する新開発の「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」。
LX-10Fは、新開発の「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」を採用。グランドピアノさながらの、途中で重さが変わる構造や、ダンパー操作による自然な音色変化を実現します。「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」は、踏み始めは軽く、ダンパーが動き出すポイントで重くなるアコースティック・ピアノ特有の感触を再現。ダンパーの効き始めがわかるので、ハーフ・ペダルなどの表現もより自然に行うことができます。また、ダンパーの動きをシミュレーションしていますので、ペダルを踏み込んだ深さの違いによる音の減衰量の変化も再現。ハーフ・ペダル時の離鍵後すぐにダンパーが効いて音が減衰し、その後はダンパー・ペダルを最後まで踏み込んだときにように音が伸び続け、響きが残るという独特の減衰変化も忠実に表現しますので、アコースティック・ピアノの特有の、微妙なペダル・ワークによる音色変化も忠実に表現可能です。例えばショパンのピアノ曲など、音の切れ際にこだわったペダル演奏を駆使した楽曲に威力を発揮します。もちろん、ダンパー・ペダルとソフト・ペダルは従来同様、連続検出機能を搭載。奏者の気持ちに応えて、繊細な表現が可能です。
6スピーカー・システムによる立体的なピアノ・サウンド。
LX-10Fは、本体に6つのスピーカーを装備。高さを活かした最適なポジションで立体的なピアノ・サウンドを感じることができる、「グランドピアノ・プレゼンスII with 6コンポーネント・サウンド・システム」を搭載しています。足下から響く豊かな低音を再現するキャビネット低部のスピーカーと、演奏者に伸びやかな高音を響かせる鍵盤奥に配置されたスピーカー、さらに屋根部に楽器全体の音の広がりを実現するスピーカーをそれぞれ2基ずつ搭載。屋根の閉開による音色変化も体感できるなど、楽器全体から発する「鳴り」を意識した設計となっています。
音色カスタマイズを可能にするピアノ・レゾナンス/デザイナー機能。
LX-10Fは、ローランドならではの「ピアノ・レゾナンス」や「ピアノ・デザイナー」などの機能を搭載しているので、さまざまに音色カスタマイズをすることができます。例えば、ピアノ・レゾナンスでは、アコースティック・ピアノが持つさまざまな共鳴要素をコントロールすることができるので、好みのサウンドにアジャストすることが可能です。