ハイ・パワー&高音質を実現したステレオ仕様のキーボード・アンプ。
KC-880は、160W出力のスピーカー&ツィーターを2基ずつ搭載した、合計320W出力のハイ・パワー・キーボード・アンプ。カスタム仕様の12インチ(30cm)・スピーカーとツィーターはサウンド・クオリティにもこだわり、V-Pianoなどの高品位で繊細なピアノ・サウンドも美しくワイドに再生することが可能です。
5系統の豊富なステレオ入力に対応。
KC-880は、ステレオ4CH+AUXの最大5系統のステレオ・ソース入力に対応しています。
XLR入力端子も装備したCH1には、ライン機器のほかマイクを接続することも可能。キーボードなどの楽器だけではなく、ボーカル/MC用としても使用でき、弾き語りのセッティングなどにも威力を発揮します。
AUX INは、1~4CH同様、独立した専用のボリュームつまみを搭載。ほかのCHの入力ソースに合わせた音量調整が可能です。また、標準フォーン、RCAピン、ステレオ・ミニの3種類のジャックを装備しており、オーディオ・プレーヤーやリズム・マシンなど、さまざまな機器の接続に対応しています。
クリック音との同期演奏にも活躍するモニター機能。
KC-880は、AUX INにモニター機能を搭載しています。AUX INに入力されたソースは、ヘッドホンからは常にモニターされ、本体スピーカーとライン・アウトはそれぞれをミュート設定にすることができるので、例えばシーケンサーとの同期演奏をする際のクリック用モニターとしても活用することができます。
手軽に音づくりが可能なステレオ・エフェクターを内蔵。
KC-880は、ステレオ仕様を活かした広がりのある4種類のエフェクトを本体に内蔵。エフェクトは各チャンネルごとに独立してオン/オフを行うことができます。 また、外部フット・スイッチを使って一括オン/オフすることもできるので、 ライブ・ステージなどで、手軽に多彩なエフェクト効果を付けることができます。
キーボーディストにもなじみの深い、サウンドに厚みと空間的な広がりを与えるコーラスは、ストリングスやシンセ・リードなどのサウンドにも最適。トレモロはエレクトリック・ピアノに心地良い揺らぎをもたらすことができます。サウンドに独特なうねりをもたらすロータリーは、スピード・ボタンで回転スピードの切り替えが可能。スピードは外部フット・スイッチによるコントロールも行えるので、ロータリー効果を駆使した本格的なオルガン・プレイにも対応します。また、リバーブはホール感あふれる高品位な残響音を付加することが可能。CH 1に接続したマイクでのボーカル・パフォーマンスに最適です。
さらに、ハイ、ミドル、ローの3バンド・イコライザーも装備。ライブ・ステージでの音質補正に役立ちます。
さまざまなアプリケーションに対応する充実の出力端子。
KC-880は、モニター機能や夜間の練習などに威力を発揮するヘッドホン・アウトのほか、同時使用も可能な2系統のライン・アウトを装備。コネクターは、標準ジャックとXLRコネクターの2タイプを装備しているので、レコーダーやPAシステムなど、出力する用途に合わせて使い分けることができます。グランド・ループによるノイズを回避するグランド・リフト・スイッチも搭載しています。
さらに高度なシステムも組めるステレオ・リンク機能。
KC-880は、2台のKC-880を接続して、より大出力のシステムを組むことができるステレオ・リンク機能を装備。標準ケーブル1本による簡単接続で、320W+320Wによるステレオ再生をすることができます。
さらに、KC-880のミキサー機能を最大限に活かした、8CH+2AUXの大規模なサウンド・システムの構築も可能です。