重ねて鳴らせる高品位な108種類のサウンド
世界のオルガン・サウンドはもちろん、ストリングスからギター、ブラスまで…。エディット作業をすることなく、そのまま使える高品位な108種類のサウンドを内蔵。上(アッパー)鍵盤は、最大3種類の音色を、下(ロワー)鍵盤は最大2種類の音色を重ねて鳴らせます。オルガンの伝統そのままに彩り豊かに音を重ねて、自由な音づくりをお楽しみください。
ミュージック・アトリエならではの表情豊かな音色
人の声を再現する「ジャズ・スキャット」などのヒューマン・ボイスや、エクスプレッション・ペダルを使って音色が変えられるアクティブ・エクスプレッション音色を搭載。鍵盤を弾く強さによってスキャット・サウンドを華麗に弾き分けたり、ペダルを踏み込んで、ピアノの音色にストリングスを加えたり。表情豊かな演奏が楽しめます。
オルガン演奏の音場を再現する高品位なリバーブ
教会やホール独特のあの豊かな響きを再現するために…。ローランド独自のRSS(ローランド・サウンド・スペース)技術を応用した高品位なリバーブが搭載されています。残響時間をはじめ、ホールの種類や壁の材質までもきめ細かにシミュレーションして、臨場感あふれる響きを得られます。
61鍵の下(ロワー)鍵盤が豊かな演奏をかなえます
ソロ音色を下(ロワー)鍵盤で鳴らしたり、ベース・パートを下(ロワー)鍵盤で手弾き演奏したり。61鍵の下(ロワー)鍵盤をソロとロワーに分割すれば、まるで3段手鍵盤のオルガンのような演奏表現ができます。また、広い音域を活かして、ジャズやクラシックなど本格的なピアノ演奏も可能です。
演奏表現の幅を広げる20鍵のペダル鍵盤
ペダル鍵盤で上手に弾けるようになったら、オルガン演奏の楽しさはぐんと広がります。AT-15は、入門モデルながら上位機種同様の20鍵のペダル鍵盤を採用しました。しかもポリフォニック発音が可能なので、本格的なパイプ・オルガンでの演奏のように、ペダル鍵盤で和音も奏でられます。
最適なパネル設定が瞬時に呼び出せるレジストレーション
音色やリズムなどのパネル設定をあらかじめ本体やフロッピーディスクに登録しておけるのが、レジストレーション。AT-15は、上位機種と同じように上下の鍵盤の間にレジストレーション・ボタンを配置し、演奏中でもさまざまな設定をワンタッチで変更できます。レジストレーションを次々と切り替えれば、壮大なアンサンブルを奏でることも夢ではありません。
機能を割り当てられる2つのフット・スイッチ
エクスプレッション・ペダルの左右に2つのフット・スイッチを装備しました。レジストレーションを切り替えたり、リズムのスタート/ストップをコントロールしたり、足で操作することができるので、両手はしっかり演奏に集中できます。
エフェクトを使いこなして、いろいろな演奏表現を
音の残響をつける「リバーブ」、ロータリー・スピーカーを使ったときのような音のうねりが得られる「ロータリー」、音に余韻をつける「サスティン」など、充実のエフェクト機能を搭載。さらに音の高さを一時的に下げる「グライド」効果もフット・スイッチで手軽に行えます。
音楽性豊かな自動伴奏で、プロのミュージシャンと共演気分
迫力のアンサンブルをすぐに体験したいなら、自動伴奏に挑戦してみましょう。下(ロワー)鍵盤で簡単なコードを押さえるだけで伴奏が自動的についてくるから、右手でメロディを奏でれば、憧れのナンバーがプロ級の腕前に。便利なワンタッチ・プログラム機能を備えているので、選んだ音楽ジャンルにぴったりの音色やテンポなどもすぐに呼び出せます。
ハーモニー・インテリジェンスで、美しいアンサンブルが簡単に
ハーモニー・インテリジェンスとは、下(ロワー)鍵盤で弾いたコードに合わせて、上(アッパー)鍵盤の演奏に自動的にハーモニーがつく機能。シンプルな演奏でも音色に厚みがついて、美しいアンサンブルが簡単に奏でられます。
便利なフロッピーディスク・ドライブを搭載
豊富な音楽資産である市販のSMFミュージックデータの活用はもちろん、先生が上位機種で作成したレジストレーション・データを活用したり、自分の演奏をフロッピーディスクに保存して「音のアルバム」を作ったりすることができます。
ミュージックデータが、レッスンを効果的にサポートします
テンポ・キープの練習や他のパートを聴く耳を養うトレーニング、リズムのノリやテンポ感を身につける練習など、ミュージックデータは、これからオルガンをはじめる方の良きパートナー。ぜひレッスンに活用してみましょう。