トラック制作者に向けた最強のワークステーション
MC-909は、従来のグルーブボックスMCシリーズとは一線を画す最強のワークステーションとして誕生しました。内蔵シーケンサーやMIDIでコントロールされる音源部は、16パートの新開発シンセ/サンプラー・エンジンを搭載。また、2系統のマルチ・エフェクツに加え、独立したリバーブ、コンプレッサー、マスタリング・エフェクトも装備し、トータルなサウンド・メイキングを繰り広げることができます。
そして、音楽制作の核となるシーケンサー部は、従来のパターン・シーケンサーの優れた使い勝手はそのまま継承しながら、1パターンで最大998小節というラージ・スケールに対応。1パターン=1曲のように扱うこともできます。
音づくり、音楽づくりを完結して極めることができるMC-909は、さらに劇的なパフォーマンスを実現する2基のDビーム・コントローラーや、MC-307で好評のターンテーブル・エミュレーションなど、実戦的なリアルタイム・コントローラーも装備。スタジオでのトラック制作からステージでのリアルタイム・パフォーマンスまで、活躍の場を選びません。
シンセ/サンプラーを一体化した新開発シンセ・エンジン搭載
MC-909は、ダンス・オリエンテッドな新規高品位波形を満載した16パートの新開発シンセ・エンジンを搭載しています。MC-909のために新規作成された即戦力の内蔵波形でスピーディに音楽制作/パフォーマンスできるほか、エクスパンション・ボードSRXシリーズでウェーブを拡張することも可能。今後続々と登場する予定のSRXシリーズでサウンドをさらに強化することができます。
また、ダンス・オリエンテッドなウェーブを満載したSRX-05“Supreme Dance”装着時には、スペシャル・パッチのロードも可能。MC-909のシンセ・エンジン用にチューンナップされた専用パッチが使用できます。
そして、シンセ・エンジンはサンプラー機能も備えています。16Mバイト内蔵メモリーで、アナログあるいはデジタル(S/P DIF)入力からのサンプリングが可能。オプションのDIMMを装着することで最大272Mバイトまでメモリーが拡張できます。
サンプリングしたサウンド/フレーズは、SP-505でも好評のチョップをはじめ、タイム・ストレッチ、ピッチ・シフト、ウェーブ・エディットなどが可能。大型のグラフィックLCDで波形を表示しながらスピーディな編集が行えます。
そして、サンプル・オーディオは内蔵波形と同様にシンセサイズも可能。フィルターやエンベロープ、LFOなどを使用した音づくりを繰り広げることができます。従来のデスクトップ・タイプのサンプラーでは難しかった緻密な音づくりをMC-909本体で行うことができ、さらにシンセ/サンプル・オーディオを使用した演奏をリサンプリングすることもできるので、音づくりの幅は限りなく広がります。
また、即戦力のオーディオ素材として活用できるサンプリングCDも同梱しています。
MC-909だけでは完成度の高いサウンドが出力できるマスタリングまで含む各種エフェクトを装備
MC-909は、アクティブな音づくりに活用できる2系統のマルチ・エフェクツ(MFX-1=38種類、MFX-2=47種類)を内蔵。リバーブ、コンプレッサーも別系統で搭載しました。
また、最終的な仕上げに欠かせないマスタリング・エフェクト(3バンド・コンプレッサー)も装備しています。
しかも、アナログ出力のほか、S/P DIF(コアキシャル/オプティカル両対応)によるデジタル出力も可能なので、外部機器を使って、高品質のオーディオCD制作が行えます。
ラージ・スケール・パターン・シーケンサーで自在なトラック制作
MC-909は、トラック→ソングで曲づくりを行う一般的なトラック・シーケンサーと、パターンをつなぐことでソングを構成していくパターン・シーケンサーの両者のメリットを融合したラージ・スケール・パターン・シーケンサーを搭載。従来のグルーブボックスと同様に、数小節単位でパターンを作成し、それを組み合わせてソングをつくるといった制作スタイルだけでなく、1パターン=最大998小節までのラージ・スケールの特長を活かして、一般的なトラック・シーケンサーの制作スタイルでも快適な音楽制作が行えます。
MIDIデータは、本体のパッドで素早く入力が可能。タッチ・センス付きパッドなので、パッドの叩き方でダイナミクスも自在です。もちろん、外部MIDIキーボードなどを接続して入力することもできます。
また、USB経由でパソコンとの間でSMFのインポート/エクスポートも可能。SMFをパソコン側でライブラリー化したり、パソコン側のシーケンス・ソフトで作成したデータをMC-909に転送して使用することもできます。
もちろん、世界中のプロ・クリエイターの手による各ジャンル最先端のプリセット・パターンも内蔵していますので、パターンを選ぶだけで、すぐにハイ・クオリティなトラック制作のベースを手にすることができます。
USB、スマートメディアでデータ転送/管理も簡単
MC-909は、USB経由でパソコンとの間でオーディオ・データ(WAV/AIFF)やSMFの転送が可能。パソコン側からはMC-909が外部ドライブとして認識されるので、簡単にデータ転送が行えます。お手持ちのシーケンス・ソフトや波形編集ソフトを活用することで、既存のオーディオ/MIDIデータを活用したり、ライブラリー管理も容易です。
また、MC-909のストレージとしては、内蔵の16Mバイト・メモリーに加えて、スマートメディアに対応。内蔵シーケンサーで作成したパターンやソング、サンプリングしたオーディオ・データなどを保存できます。
充実のリアルタイム・コントローラーによる優れたパフォーマンス能力
MC-909は、視覚的なパフォーマンスとダイナミックなサウンド・コントロールが同時に行えるDビーム・コントローラーを2基搭載。手をかざすことでフィルターや音量、テンポなどをコントロールできるのはもちろん、2基搭載したことでシンセ音なら例えば右のビームでピッチを、左のビームで音量をコントロールするといったことも可能です。
また、オーディオ/MIDIシーケンスのピッチ/テンポをコントロールできるターンテーブル・エミュレーションも搭載。スライダーを使ってピッチ/テンポ合わせが素早く行えます。
そのほか、シーケンサーのミキサー・セクションでは、フロント・パネルのスライダーで音量やパンなどをコントロール可能。動画表示も可能で詳細な情報がひと目で確認できる大型グラフィックLCDと合わせて、快適な操作環境を実現しています。
さらには、V-LINK機能を使用することで、MC-909の内蔵シーケンサーやフロント・パネルのパッドやスライダーなどでエディロールDV-7PRをリアルタイム・コントロールできます。DV-7PRとMIDI接続することで、音楽と映像が同期したパフォーマンスを行えます。