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電子ピアノでは上達しないって本当?

A. いいえ。いい電子ピアノを選べば、より上達が見込めるかもしれません。

インターネットでは「上手くなりたいなら絶対アコースティック」という意見を目にすることも多いですし、実際にそのような考えの方もいらっしゃるようです。しかしその多くは「昔の電子ピアノ」のイメージで語られているものではないでしょうか。

電子ピアノが生まれたのは、いまから40年ほど前。最初は音の強弱もつかず、スイッチのように鍵盤を押すと音が出て、離すと音が消える、というものでした。それでもヘッドホンが使えたり、調律が必要なかったり、アコースティック・ピアノではできないことができたので、急速に需要が高まりました。同時にピアノとしての進化が求められたことで、電子ピアノの技術は大きく発展。10年ほど前と比べても、ピアノとしてのクオリティは格段に向上しています。

「電子ピアノで練習すると、指できちんと鍵盤を押さえられず上達しない」、「音の響きが薄くて貧弱だから耳が育たない」などと言われていたのは昔の話。今では音も鍵盤も、さまざまな進化を遂げて、アコースティック・ピアノと比べても遜色ないものになってきています。実際、昔のイメージでローランドの電子ピアノを弾かれた方は「いまの電子ピアノのタッチって、こんなに本格的なんですね!」と驚かれます。店頭で試奏して「これほどまでに、ピアノの音色の違いが出せるなんて」と話されるピアノの先生もたくさんいらっしゃいます。

クオリティが向上する一方で、以前から注目されているのが、電子ピアノの「メンテナンス・フリー」という特長。アコースティック・ピアノは生楽器ですので、定期的なメンテナンスが欠かせません。常に良い状態で演奏するためには、調律や湿度管理といった手間がかかってしまうのです。その点、電子ピアノはデジタル楽器ですのでメンテナンスが不要。コストをかけず、常に同じ状態でピアノが演奏できるという、お財布にもうれしい演奏環境をもたらしてくれる。それが電子ピアノなのです。

そしてもうひとつ。小学校高学年や中学生くらいになると、塾や部活で帰宅も遅く、忙しい毎日になります。しかしそんな時でも、夜にヘッドホンを使って効率的に練習できますし、ピアノを弾く機会や時間を上手にコントロールして上達が目指せる。これも電子ピアノならではのメリットであり、電子ピアノを選んだ方に与えられる特権なのです。

「いい電子ピアノを選べば、アコースティック・ピアノよりも上達が見込めるかもしれない」。そんな意見が当たり前になる日が、すぐ近くまできているのかもしれません。

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