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ピアノ豆知識

ピアノを習っていてよかったこととは?

2024.01.30

ピアノを習っていてよかったこととは?

こんにちは。フォレスタ・スタッフです。

「ピアノを習うかどうか悩んでいる」
「習っているけれど続けていこうか迷っている」

など、店頭ではいろいろなお客様のお悩みやご相談をいただきます。
ピアノにまつわるお客様のストーリーや経験談、そして自分自身のピアノの経験などについてお話しすることもあり、ピアノがどんなところでどんなふうに役に立つのか、本当に十人十色だなぁと日々感じております。

ひとつの例として、今回は私がピアノを習っていてよかったなぁ、と思ったことをご紹介させていただきたいと思います。

私がピアノを始めたのは3歳の時で、大人になった今でもピアノのレッスンに通い、発表会にも出ています。
姉が先にピアノのレッスンに通っていたことがきっかけでピアノを始め、自分からピアノを習いたいと言ったわけではありませんでした。

小学校の行事で姉がピアノ伴奏をしていたため、妹もできるだろうと先生に頼まれ、私もピアノ伴奏をしていました。
私の中でピアノは「やるべきこと」であり、正直「楽しい」と思ったことは一度もありませんでした。

ただ、中学生の時に吹奏楽部でトロンボーンという楽器に出会い、そこからの人生は「ピアノを習っていてよかった」と思うことばかりになります。

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トロンボーンの楽譜はヘ音記号というもので書かれているのですが、ピアノを習っていたおかげで楽譜がすぐに読めました。
ここでまず「ピアノを習っていてよかった」と思いました。

トロンボーンに魅了された私は音楽大学へ進学するのですが、まず入試でピアノの実技が必要でした。
入学後もピアノのレッスンが必ずあり、当然定期試験もありました。
大学に入学するまでピアノを習っていなかった同級生は、「自分の楽器を練習したいのに、ピアノの練習に追われる」と言っていました。
音楽大学へ進学した後も、たびたび「ピアノを習っていてよかった」と思うことがありました。

大学を卒業した後は、小学校の音楽教師になりました。
音楽教師になるためには、歌も弾き語りもできなければいけません。
ピアノを習っていなかったら、どれだけ大変だっただろうと今でも思います。

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そして、ローランド・フォレスタで電子ピアノに関わるお仕事をするようになり、お店でピアノを弾くと、
「お姉さんみたいに弾けるようになりたい」
「小さいころ習っていて、嫌でやめちゃったけどまたはじめてみようかな」
とお客様から言っていただけるので、ピアノを習っていて本当に良かったなと今でも思います。
大人になった今、やっと「ピアノが好き」「ピアノが楽しい」と思えるようになりました。

冒頭でもお話ししたように、店頭でお客様とお話ししていても、いろいろな「ピアノを習っていてよかった」というお話をお聞きします。

「コンクールでピアノ伴奏をすることになった」
「保育士の試験で役に立った」
「同級生からバンドに誘われた」
「受験勉強のいい息抜きになった」
「結婚式の余興を頼まれて、大人になって練習するのが楽しい」

など、「ピアノを習っていてよかった」と思うきっかけや理由は本当に人それぞれで、自分の思わぬところでピアノの楽しさに出会うのだなぁと感じます。

お客様からお話しいただいた「習っていてよかった」が、また別のお客様のお悩みの助けになることもありますし、そこから「また習ってみようかな」「はじめてみようかな」につながることもとても多く、私自身もお客様のストーリーにいつも助けられています。

みなさまの「ピアノを習ってよかった」もぜひ聞かせてくださいね。
ご来店を心よりお待ちしております。

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