正しい指の形でピアノを練習していますか？

こんにちは、フォレスタ・スタッフです。

私たちフォレスタ・スタッフは、ピアノを愛用されているお客様とお話しをする機会がたくさんあります。

「この間の発表会で〇〇の曲を弾いたよ」
「音楽会で伴奏したよ」
「ペダルの練習がはじまったんですよ」

などなど。

日頃練習をがんばっている様子やピアノ演奏を聴かせていただいて、とても嬉しい気持ちでいっぱいになります。

その他にもピアノのレッスンに通われているお子さまのご両親からは、

「毎日ピアノを弾くようになりました」
「先生にほめられることが多くなりました」
「指の力がしっかりしてきました」

などとご報告をいただき、「ピアノを買ってよかった」ともよくおうかがいします。

例えば、あるお客様はキーボードで練習されている時と比べて電子ピアノで練習しはじめてから、
弾き方、指の形、指の力が変わってきてどんどん上達をされています。

実は指の形ってピアノの上達に欠かせないすごく大事なことなんですよ！

私も子供の頃ピアノの先生に、

「ねこさんの手で弾けているかな？」
「指を丸めてきれいな音が出ているかな？」
「鍵盤をしっかり最後まで押さえられているかな？」

などと指導されていました。

習いはじめは、指の形や姿勢など基礎を学ぶ大事な時期です。
ピアノを弾く時に指のどこをどのように使うかで、美しい音が出せるかどうか、響きわたる音になるかどうかが決まります。

最初に誤った指の形を覚えてしまうと、演奏中に指が疲れやすくなったり、痛くなったりとピアノの演奏そのものや上達にも影響してきます。

例えば、5本の指を伸ばして力を入れて弾いてみるとぺちゃぺちゃした音になり、指も痛くなりますよね？

肩や腕の力をぬいて5本の指を丸めて弾いてみるときれいな音が鳴り、指も痛くなりません。

正しい指の形で弾くことによって、きれいな音を出せるようになったり、スムーズに指を動かせるようになったりと、ピアノを弾く体づくりができて上達も早くなります。

最初に変なクセがついてしまうと直すのが大変なので、指の形は早い段階から意識をして練習することがオススメです。

できる限りグランドピアノに近い自然な鍵盤タッチで、弾き方による音の違いをきちんと出せる電子ピアノを使うことも、正しい指の形で弾くためには大切です。

ピアノをこれからご検討、ご購入されるという場合は、最初から正しい指の形で練習することをぜひ意識してみて下さい。

さて、今、「正しい指の形で練習することが大事です」というお話をさせていただきましたが、お子さまは日頃いつピアノの練習をされていますか？

毎日、学校へ行って、宿題して、習い事をして･･･
忙しい子供たちのピアノの練習の時間はいつ取ったら良いの？というご質問をよくいただきます。

私自身も幼稚園から高校生までピアノを習っていましたが、学校から帰って、夕飯までのあいだに練習をしていました。

きっと、この時間に練習している方が多いのではないでしょうか。

ここはプロのご意見を、ということで、ローランド・フォレスタにご来店されるピアノの先生にもおすすめの練習時間をお聞きしてみました。

すると、「朝、学校に行く前が良いよ！」とおっしゃる方が多かったのです。

子供たちは、夕方には『勉強』『遊び』に疲れていて、レッスン中でも寝てしまいそうな子もいるということでした。

一方、朝はいちばん元気な時間。

『着替える』『朝ごはんを食べる』『歯をみがく』の日課の中に、『ピアノを練習する』を入れてみてはいかがでしょうか。

このようなレッスンに関するお悩みも、お店でお話しできたら幸いです。

ぜひ、お近くのローランド・フォレスタへ遊びにいらしてくださいね。

みなさまのご来店をお待ちしております。