BLOG
電子ピアノ選びのエキスパートによる
お役立ちブログ
なぜピアノは88鍵盤?
2023.09.11

こんにちは、フォレスタ・スタッフです。
突然ですが皆さん、最近「なるほど~」と思ったことはありますか?
私は動物が好きなのですが特に猫が好きで、実家で飼っている猫に会うのが楽しみで帰省します。
うちの猫は水を飲む時に前足で穴を掘るしぐさをする癖があり、それが必ず左前足なんです!
よく考えたら猫パンチも左前足率が高いな~、もしかして左利き?
猫にも右利き左利きがあるのかな?
と、気になりだしたので、ネットで検索してみました。
そしたらなんと、オス猫は左利き、メス猫は右利きの傾向があるそうです!
うちの猫はオス猫なので、だから左利きなのか!なるほど~と納得しました。
性別によって利き手が異なるなんて、おもしろいですよね。
そしてピアノについても「なるほど~」と思ったことがあったのです!

先日、ピアノの先生と話していて、こんな話題になりました。
「なぜピアノの鍵盤数は88か?」という内容です。
"88鍵以上あると手が届きにくく演奏しにくいから?"
"末広がりの8でおめでたいから?"
"そもそも最初から88鍵なのか?"
いろいろなことを想像していましたが、答えは...
『88鍵は人間の耳で聴きとることができる限界の音』だそうです。
なるほど~!!
小さいころからピアノを弾いてきていますが、こんなにきちんとした理由があったのは知らなかったです。
ここからはピアノの歴史も簡単に加えながら、88鍵になった流れをお話しします。
1700年前後、イタリアの楽器製作家クリストフォリによってピアノは作られました。
それまでの鍵盤楽器チェンバロよりも大きな音が出せるようになり、弱い音から強い音まで幅広い強弱を表現できるようになったのです。
そしてこの約100年後に縦型のアップライトピアノ、さらに年月が経ち1960年代には電子ピアノが誕生しました。
1970年代になると、世界で初めて強弱がつけられるタッチ・センス付きの電子ピアノが誕生しました。
その電子ピアノを作ったのがローランドなんです!
もともとピアノは54鍵しかなかったのですが、より幅広い表現力を求める作曲家の要望に応じて
鍵盤数が増えていきました。
時代・作曲家によって以下のように鍵盤数が変化していくのです。
■1700~1800年代 (ハイドンやモーツァルトが活躍した時代) 54~61鍵
■1800年代 (ベートーヴェンが活躍した時代) 61~78鍵
■1815~1850年代 (ショパンやリストが活躍した時代) 80~85鍵
■1890年代~現在 (ドビュッシーやラヴェルが活躍した時代以降) 88鍵

いろいろな作曲家の曲を弾いていて、時代が新しくなるにつれて音域が広くなるな~とは思っていましたが、作曲家が表現したい音域に合わせて鍵盤数が増えていったのですね!
このままいくと88鍵以上増えそうですが、
88鍵よりも高い音・低い音は人間にはノイズのように聴こえて音楽的な音として聴こえず、
それ以上増やしても意味がないので88鍵で定着しているそうです。
低音部を増やした97鍵のピアノもありますが、他の鍵を弾いたときに、追加した低音部の弦も一緒に共鳴させて豊かな響きを与えるのが目的なので、実際に弾かれることはほとんどないそうです。
基本はピアノの鍵盤=88鍵ということになりますね!
ピアノについての「なるほど豆知識」、いかがでしたか?
もうご存知の方もいらっしゃったかもしれませんが、私は初めて知ったので新たな発見がとても新鮮でした!
このようなピアノについてのお話も、皆さまと店頭で一緒に楽しめたら幸いです。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
-

あなたの電子ピアノ選びをサポート「ローランド フォレスタ」











