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電子ピアノ選びのエキスパートによる
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電子ピアノの価格の違いって?
2022.06.10

こんにちは、フォレスタ・スタッフです。
いざ電子ピアノを探しはじめると、価格ってこんなに違うの!?と驚く方も多いのではないでしょうか。
お店に置いてある電子ピアノも、5万円ぐらいものから、中には50万円以上するモデルまで幅広い価格帯の電子ピアノがあり、自分にぴったりの1台を見つけるのは大変ですよね。
高いモデルは良いのだろうけど、安いものと比べて何が違うの?と疑問に思っている方は多いはず。
そこで今回は、電子ピアノの価格の違いについて、4つのポイントに絞ってわかりやすくご説明いたします。
その①:「卓上タイプ」か「キャビネット・タイプ」か

10万円以下の価格の場合、いわゆる卓上タイプといって脚などのキャビネット部分がなく鍵盤のみのモデルがほとんどです。
このタイプでこの価格帯の電子ピアノは、スタンドやペダルが別売りとなります。主に持ち運びをしたい、置き場所を頻繁に変えて使いたいという方におすすめ。手軽にピアノを弾きたい!という方にもぴったりです。
持ち運びはしない、お部屋に置いて練習したいという方は、上の写真右側のようなキャビネット・タイプがおすすめ。安定性やピアノとしての性能がしっかりしており、スタンドやペダルはもちろん椅子もセットになっていることもほとんどで、必要なものがまとめて揃っているところも利点です。
その②:鍵盤が樹脂製か木製か

鍵盤の素材は、鍵盤タッチにも影響します。
一般的に15万円前後のモデルまでが樹脂製、20万円ぐらいから木製鍵盤となっていきます。グランドピアノやアップライトピアノの鍵盤は木製のため、電子ピアノも木製鍵盤のほうがよりピアノに近いタッチ感を味わうことができます。
ただ、樹脂製鍵盤には湿気や乾燥の影響を受けず、耐久性に優れているというメリットがあるんです。
ローランドの電子ピアノは、そのどちらの良さも取り入れた木材と樹脂のハイブリッド構造鍵盤を採用しているモデルがあります。ぜひ、お店で実際に触ってみてくださいね。
その③:音源の種類

グランドピアノと違い、電子ピアノには弦がありません。そのため、すべての電子ピアノには音を鳴らすための「音源」が搭載されています。
実はこの音源が一番重要な要素で、音源のクオリティがピアノの演奏に欠かせない"表現力"に密に関わってきます。
一般的に音源のグレードが高くなると、柔らかな優しい音、力強く響き渡る迫力のある音、刻一刻と変化する響きの余韻などを余すところなく表現できるようになります。
その④:スピーカーの数

音に関わるものは音源だけではありません。音の出口となるスピーカーもとても大切です。
一般的に電子ピアノに搭載されているスピーカーの数は2つ、20万円ぐらいの価格帯になると4つ、30万円ぐらいで6つと増えていきます。
スピーカーの数が増えるとよりピアノらしい臨場感のある音が得られるという点以外にも、音がより鮮明になったり、音の強弱がつきやすくなったりします。
例えば、「マンションだから大きな音はあまり出せない...」という方の場合、スピーカーが2つよりも6つ搭載されているモデルのほうが、小さい音量でも音の強弱変化がわかりやすいため、スピーカーの数は多いものを選んでいただいたほうが良いのです。
以上が、電子ピアノの価格の違いのポイントです。
音や鍵盤の違いなど、店頭で実際に比較することができます。弾けない場合はフォレスタ・スタッフが代わって弾き比べも可能ですのでご安心ください♪
実際に見て体感していただくと違いがより実感できますので、ピアノ選びの際はぜひ最寄りのローランド・フォレスタへお越しくださいませ。













